吉保八幡神社の流鏑馬

 疾走する馬上から的を目がけて矢を放ち、翌年の稲作の豊凶適種を占う吉保八幡神社の祭礼神事で、県の無形民俗文化財に指定されています。
 この流鏑馬は、鎌倉時代までさかのぼるとも、安房国の国主・里見家が領民に武芸を広めようとして行われたものが始まりだとも言われています。的は、早稲・中稲・晩稲の稲の品種を意味し、長さ約5mの竹の先に取り付けられた1m四方の板で、直線約200mの馬場に3か所置かれます。「称宣」と呼ばれる射手が合計9本の矢を放ち、その矢の当たり具合から豊作・凶作・適種を占います。

期日

9月24日(日)予定 ※毎年9月の最終日曜日

場所

吉保八幡神社/鴨川市仲253番地

交通

JR外房線安房鴨川駅から鴨川日東バス「吉保」下車

問合先

TEL04(7093)3800 鴨川市郷土資料館

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