湯立神事(ゆだてしんじ)

海上安全・大漁祈願の神事で、「シオマツリ」とも呼ばれ、館山市の無形民俗文化財に指定されています。神前での祭典後、境内にある直径約60㎝の大釜に煮立ったお湯を、白装束の神官役が笹で周囲の人たちに振りかけます。

この湯を浴びると厄払いになることから、人々は競って釜の周囲に集まり、振りかける人もずぶぬれになるほど遠くへ湯気を飛ばします。
終了後は、各自手にしたタオルなどを釜の湯に浸し、持ち帰って家族の体を拭いて無病息災を祈ります。

期日

1月7日(日)

場所

厳島神社/館山市西川名1315

交通

JR内房線館山駅からJRバス坂田経由伊戸行「芝台」下車徒歩4分