【千葉みなと ジャズバー】
JAZZ&BAR clipper(クリッパー)

ブログ

ノスタルジック・フュージョン・パーティー♪

こんにちは、船長です。

暑い。
いやもはや暑いという次元を通り越してますね。
四国などでは40度超えだとか。
暑いのが好きと言いながらさすがにこの酷暑にひるんでいましたが
やはり暑いほうが好きなのかちょっと慣れてきました。
むしろここまで酷いともう笑えてきます。
それに嫌でも暑さで目が覚めるので寝坊の心配もない。
何事もプラス思考が一番、うん。

そういえばあれだけ騒いでいた夏の甲子園が開幕したというのに
何も触れてませんでしたね。
見てますよちゃんと出勤直前まで、
球児と彼らを支える人たちの暑さに耐えての熱い闘いを。
昨日の浦和学院と仙台育英が凄い試合だったみたいですね。
見たかったなぁ。

これを書いている時点ではまだどうなったか分かりませんが
今日の第一試合はいよいよ千葉代表の木更津総合の出陣。
ちょっと複雑な気分なのは相手が長野代表の上田西。
お袋の故郷でもあり僕も子供の頃夏になれば過ごした長野と
何もいきなり当らなくてもいいのにと恨み節を言ったところで
くじ引きで決まる公平なトーナメントですから仕方ありません。
恐らく僕に限らず高校野球ファンの人なら最初は地元を応援、
惜しくも地元が敗れると代わりに自分に関わりが深いところを
応援したくなるものなのでは?
それがいきなりその二校が当るというのですから・・・。

でも去年からちょっと状況が変わりまして
嫁が神奈川出身なので仮に千葉も長野も消えてしまったとしても
あの横浜高校がいる(笑)。
これは心強い。
野球に全く興味が無い嫁には予定外かもしれませんが
おかげで益々夏の甲子園に夢中なオヤジになりました。

この夏の甲子園が終わると急に秋めいてくるんですよね。
過ごしやすくなるという安堵と共に逝く夏を想い
何だかふと淋しい気もして。
その微妙な心の動きが好きです。
自称センチメンタリスト・オヤジの好きな季節ですね。
おっと、まだまだ熱戦を展開している球児がいるのでした。
頑張れ。
記録的な猛暑できついと思うけど、
選ばれた者として多くの人たちに支えられて過ごした
この夏の瞬間は君たちの一生の財産になる日が来るからさ。
みんな、頑張れ。

さて今夜のclipperは、お待たせしました、
ノスタルジック・フュージョン・パーティーです

河合楽器千葉店店長の成澤さんとスタジオまんぼうのまんぼうさんが
企画しスタートしたこのイベント。
気づけばもう5回目の開催となります。
クロスオーバーという呼ばれ方から始まりいつしか
フュージョンという名で呼ばれるようになった爽快なサウンドには
やはり夏が似合う!
ここ数年はスムース・ジャズという表現が主流となりましたが
どっこい「あの頃のフュージョン」を求める隠れフュージョン派(笑)は
実はたくさんいらっしゃるんですね。
最近では日本のフュージョンアルバムの復刻CDも
多数再発されているようですよ。
今宵は幕張で行われている夏フェスに負けない勢いで
猛暑を吹き飛ばすご機嫌なサウンドを堪能させていただきましょう

8月11日(日) 17時30分~

JAZZ IS ALIVE!!

ノスタルジック・フュージョン・パーティー♪

成澤隆文(g) まんぼう(key) 前川直人(as) 
ほか多数バンド出演!!

    出演バンドの詳細は下記サイトでご案内♪
http://star.ap.teacup.com/studiomanbou/4.html

    ※一般公開ライブですが出演バンドも多数のため
お席が足りない場合もございますので予めご了承ください。

どうぞお楽しみに

ザ・ウカツバンド♪

こんにちは、船長です。

只今深夜2時30分を回ったところなのですが
相変わらず猛烈な暑さです。
この時間に関して言えば今日が一番強烈な蒸し方をしている
気がしますね。
そんなわけで今の私はパンツ一丁、上は裸です。
いいオヤジが深夜にパンツ一枚でパソコンに向かってるってのは
見れたもんじゃないですよ。
いつもならAccu Radioっていうネットラジオのジャズを
聞きながら書き込んでるんですが珍しくテレビを見ながら
(ながら見か?)妖怪パンツオヤジになってます。
と言うのも「朝まで生テレビ」で日本の戦争について
いいおっさんたちが唾を飛ばしながら言い合ってるので気になるんです。
さすがに朝まで付き合ってられないのでこれを書き終えたら
風呂入って寝ますがここまで見ている限り
右よりな考えの人が声を大にしてますね。
数年前ならここまで言い切れないんじゃないかってうくらい
「日本は正しい」「あの戦争も日本が悪いわけじゃない」
と堂々と言っている姿が目立ちます。
安倍さんのおかげで元気なのかな?

もちろん僕は日本が好きです。
日本人ですから自分の祖国を愛するのは普通のことだと思ってます。
しかしどうにも最近の「流れ」にはキナ臭さを感じてしまう。
国を愛することと国粋主義というのは全然違うもの。
誰が見ても黒いものを平気で「これは白」と言うのが国粋主義。
自分に都合が悪いものは全部悪。
どこかの大国がその論理でいまだに平気で戦争起こしますけど。
そりゃそうだよな、石油の利権が欲しいんですとは言えないもの。
そんな国に守られてるってのは確かに哀しくて情けないけど
だからっていきなり国防軍だ防衛だって騒ぎすぎじゃないの?
戦争ってのはそういう「ムード」から起きてしまうんだってことを
たった60数年でもう忘れちゃったのかしら。
確かに平和ボケし過ぎた我々は甘いのかもしれないけど
なんのために築き上げた「日本にしか出来ない平和」だったのか。
切なくなってきますね。

もしかしたらまんまと世界の潮流に乗せられてるのかもしれないよ。
どだい日本が軍事体制に今更力を入れてもたかが知れてる。
馬鹿なことでもやらかしてくれたら潰しに掛かって賠償金でも
たっぷり出してもらおうかってね。
それで日本が国として存続できなくなったところで
戦争屋さんたちからすれば「知ったこっちゃない」。
それこそどうして今更同じ土俵に乗ろうとするのかな。
どんな挑発をされようとヘラヘラ笑ってるほうが余程不気味で
恐い武器になると思うんだけど、やっぱり俺が甘いのかな。

アメリカなんてはなから信用してないけど
もしそれで騙されてやられるんだったら俺はそっちを選ぶな。
疑心暗鬼の末に騙して誰かを犠牲にするぐらいなら
騙されてこれも運命と思うほうがよほど心が救われる。
こう言うときっとそれでは国を守れないと言われるだろうね。
でもね、俺は自分の甥っ子が死ぬと分かって旅立つ姿なんて
絶対見たくないんだよ。
あの戦争の時だって家族や身内は皆「万歳」と言いながら
腹の底から泣いたと思う。
国の軍事力拡大に賛成する人はいざという時に
自分の子供や家族が大義名分のもとに奪われてもいいという
覚悟を持って言っているんだろうね。
まさか日本は大丈夫、神がついているなんて言わないだろうな。

すみません、テレビでぎゃんぎゃん騒いでるおっさん見てたら
無性に腹立たしくなってついこんな話になってしまいました。
命を大切にね。

さて今夜のclipperは、
ザ・ウカツバンドの登場です

迂闊にもまたまた乗船してしまった謎の音楽集団。
わざわざ中野から大挙して押し寄せて来るってんだから
くりびつてんぎょーです。
ジャズありポッポスありプログレありと
まぁ音楽雑技団とでも言うのかとにかく「楽しくやりましょう」が
彼らのポリシー。
とりわけ一際異彩を放つのが箆棒さん。
「ちょ~だいなブルース」での語り口は右に出るものは左にいく、
泣く子も笑うという絶品。
挙句に今宵は紙芝居まで用意してるそうで。
(楽器名の中に紙芝居と書いたのは私も初めてです。)
何が飛び出るか分からないザ・ウカツバンド。
らく~な気持ちでゆる~く見守ってください

8月10日(土) 17時~ 

  JAZZ IS ALIVE!!

ザ・ウカツバンド                      

箆棒(vo,hca、紙芝居) 矢尾浩子(vo) ハギー(g) 林聖(b) 
久我潔(p) 境敏男(g) guest: 酒井明夫(g) 塩原正人(g)

どうぞお楽しみに

松岡信二TRIO♪

こんにちは、船長です。

いや~昨日の山田貴子さんのライブはいつも以上に盛り上がりましたね。
ラストのドナ・リーでリズムが倍速になってからは
まさに千手観音の本領発揮、凄かったですね。
こんなの聞かされたらファンになりますよ。
お客様みんなが背筋伸ばして覗き込むように聞いている姿が
また印象的でした。
久々に登場のドラマー今泉総之輔さんも絶好調、
彼のドラムソロは花火でいうスターマインみたいで
真夏の夜にはぴったりでした。
来年には今泉さんのリーダーライブもclipperで行われる予定です。
これまた楽しみが増えましたね。

などと暢気にライブ感想みたいなことを言ってますが
きちんと聞けたのは最後のドナ・リーぐらい。
超満員のお客様に恵まれご注文対応で必死でした。
ご存知のようにclipper号は私とガイコツ君の二人で
切り盛りしています。
昨日のように30数名のお客様に一斉にお越し頂くと
どうしてもご提供に時間が掛かりご迷惑をお掛けしてしまいますが
何卒ご容赦ください。
二人じゃ大変でしょ、もう一人ぐらい雇えばいいじゃないと
温かいご心配をしてくださる方もあるのですが
もう一人雇うと私の給料が一銭も出ないんです(笑)。
せめて忙しいと分かっている日は誰かヘルプでも呼べばという
温かいご助言も頂くのですが、普段現場にいない人が
急に入ってきても勝手が分からないのであれこれと
説明したりすることで余計時間が掛かるんです(苦笑)。
いつもいつも昨日のように忙しいありがたい営業が続けば
そりゃもう一人固定クルーを雇いたいのですが
アベノミクス効果がまったく届かないんです(苦傷)。
というわけで参謀各のガイコツ君と二人三脚ならぬ
二人六脚ぐらいの勢いで頑張っていきたいので
温かく見守っていただけると幸いです。

あ、それから千葉最大のジャズ・イベント、
BAYSIDE JAZZまで残り二ヶ月を切りました。
今年のclipperには川嶋哲郎QUARTETが乗船です!
ベーシストは昨日も熱演を繰り広げてくれた安田幸司さんです。
以前にもお伝えしましたが全会場を回れる通し券は
clipper号でも販売していますのでぜひお買い求めはclipperで。
オマケも付きますからね。
(詳しい事情は言えませんがこのチケットが売れないと
ひじょうに困るんです。)
ベイサイドジャズの前売り券はよりベイエリアのclipperでお買い求めを!
・・・無理があるなぁ。

さてさて今夜のclipperは、
松岡信二TRIOの登場です

ベイサイドジャズでも多くの貢献をされてきている
ブルージーなギタリストといえば松岡さん。
ソウル、R&B系の音楽にも精通していて自身が率いるバンド、
SOUL SYNDICATE はclipperが初めてベイサイドジャズに
参加させていただいた年にも出演してくれました。
今宵はシンプルなギタートリオ編成。
週末の夜、思わずウイスキーが飲みたくなるような渋い演奏に
身を委ねてください
※なお本日は20時まで貸切となります。
通常営業は20時オープンとなりますのでご了承ください。

8月9日(金) 21時~

JAZZ IS ALIVE!!

松岡信二TRIO

松岡信二(g) 森昌彦(b) 眞田治朗(ds)

※20時まで貸切となります

どうぞお楽しみに

山田貴子TRIO♪

こんにちは、船長です。

この前ちょっとプロレスネタに触れましたが覚えてますか。
あ、プロレスに興味ない方ごめんなさい、飛ばしてください。
プロレスファンなら誰もが一度は論争する筈の
「誰が最強か?」。
大の大人がムキになって意見を戦わせるんです。
子供の頃は猪木だ、ホーガンだ、ハンセンだって
如何にも強そうな見せ方をする人を最強だと思いますが
ガチンコでやらせたら本当に強いのは誰なんだってことに
ファンはみんな辿り着くんですね。
以前テレビでもそんな論争をやってて水道橋博士が
「全盛期のアンドレ・ザ・ジャイアント」と答えてましたが
そりゃ間違いなく正解でしょ(笑)。
223センチの身長と全盛期は太ってなかったから180キロぐらいかな。
動きも機敏機敏、本気でこんなの相手にしたら殺されます。
で、日本人なら次に考えるのが日本人最強レスラー。
私も考えました。
先ほど「全盛期の」という条件がありましたが同じ条件でいくなら
ジャンボ鶴田か坂口征二、これしかない。
故ジャンボ鶴田はとにかく身体能力が異常でした。
強いというよりも打たれ強いと言うべきかも。
僕も大好きな長州力が60分フルタイム鶴田と戦って引き分けた後、
「もうあいつとはやりたくない」と言ったのはファンの間では有名なお話。
60分戦い抜いてへとへとの長州尻目に鶴田ったら
お客さんに向かって「オー」とかアピールしてるんだから
尋常じゃないスタミナの持ち主でした。
坂口征二はあのイケメン俳優坂口憲治さんのお父様ですよ、奥さん。
どちらかというと社長猪木を立てるためにも
(プロレスの世界もサラリーマンですからね、仕方ないんです)
地味な役回りに徹してた坂口さんですが
今改めて試合映像を見ると全盛期の大技の力強さは半端ないんですね。
柔道出身ですから投げ技の豪快さとスピードは凄い。
レスラーの間でも坂口最強説は強いみたいです。

プロレスファンってのは夢見がちなタイプが多いので
全盛期のこの二人がもし本気で戦ってたらどうなってただろうって話で
10杯は飲めますね(笑)。
僕は坂口に軍配を上げるかな。
いやほんとに技の切れとか改めて凄かったなと。
考えてみたら最近では小川直也とかいいファイトしてたし
ずっと遡れば力道山のライバル木村政彦。
あの試合も裏があったと言われてますしね。
本気でやれば木村が勝っていたという説も有名。
柔道出身のレスラーは本当に強い。
私なりに出した答えがそれです。
日本が生んだ柔の道が最強なんて気分もいいしね。
もしかしたらマジでやれば坂口ならアンドレさえもねじ伏せたかも。
あぁまたそんな話でKさんと論争するんだろうな。

さて今夜のclipperは、
山田貴子TRIOの登場です

不動の人気を確立している美しきピアニスト山田貴子さん。
千手観音にも准えられる縦横無尽な鍵盤の舞い、
一度その演奏に触れた人は彼女の演奏から離れられなくなります。
ニューアルバムのレコーディングも終えたようで発売が待たれます!
今宵は久々の乗船となる名ドラマー今泉総之輔さんを招き
盟友安田幸司さんと共にこれぞ貴子ジャズの真髄という
ステージで魅了してくれます

8月8日(木) 19時~ チャージ2000円

JAZZ IS ALIVE!!

山田貴子TRIO                           

山田貴子(p) 安田幸司(b) 今泉総之輔(ds)

どうぞお楽しみに
※なお本日のライブは大変混雑が予想されます。
満席となった場合それ以降のお客様は立ち見となりますので
予めご了承くださいませ。

ケンゾー ピアノソロ♪

こんにちは、船長です。

昨日は広島原爆忌、今年も当地広島を始め各地で反核反戦の
願いと祈りがしめやかに行われたことと思います。
ニュースでは当然のように昨日の式典や出来事を伝えていました。
ひとつ気になるのが数年前まではこの時季になると
ドラマやドキュメンタリーという形であの繰り返してはならない
人類の過ちをもっと伝えていたような気がするんです。
メディアがもう視聴率が取れないものとして飽きたのか
日本人がもう過去の話として捨てたのか、それは分かりません。
ただ、過ちを繰り返さないための最大の武器(敢えてこういう表現を
使います)は悲劇を伝え続けるということだと思う僕には
こういう番組を減らすことはどうにもキナ臭くていやな流れを感じます。

国への誇りは誰にも負けていないつもりです。
先の大戦だってほとんどの兵士は家族を祖国を守るためという
一人のヒューマン・ビーイングとして戦地に赴いたはず。
それは日本に限らず彼我の国の兵士も皆きっとそう。
だから戦争というものは
「くだらなくて幼稚で一部のくそったれが潤うだけの糞みたいなもの」
なんだよということをもっと国を超えて世界中の教育に植えつけたいよね。

その糞みたいなエゴのために犠牲になった68年前の
ただただ日々の生活で一所懸命だった犠牲者に俺たちは
誓わなければウソになる。
憲法改正もいいけどまたあの命が焦がれるような夏を
繰り返すようなことだけは心を込めて止めてくれと言う。
こう言うときっと言われるんだ。
「今はもうそんな時代じゃないよ」
ネットで繋がり狭くなった世界。
確かに大戦なんて言葉は過去のものになるのかな・・・
なんて思ったとしたらそれこそ平和ボケ日本と言われるでしょう。
世界では今も糞みたいな戦争は続いてます。
とばっちりとか飛び火なんていつ起きてもおかしくない。
だからアメリカ様の言うことにはひれ伏してるのが一番ってか。
歴史的大勝の自民さん、そういうことですか?
それで数十億という税金がオスプレイに消えるのね。

いや自民だけ取り上げたら悪いな、大手(笑)政治屋さん。
唯一の被爆国としてもっともっと伝えることがあったんじゃないかな。
中小政党(っていうのかな)もだらしないよ。
もっともっとあらゆる伝え方があったんじゃないの。
スカイツリー占拠してアジテーションぐらいやってくれなきゃ
どんなにいいこと言ってても伝わらないよ。
マスコミなんてこれも糞だからニュース性がなきゃ
伝えてくれないんだから。
戦争=庶民の犠牲=くそくらえ。
どこの国であれ心ある庶民なら戦争なんて望むわけないだろ。
この構図を世界に発信出来ないようなら俺は政治家なんて
誰も信用しないぞ。
それでも国民の義務として税金も保険料もしっかり払ってやるさ。
まずは意味の無い政党解体して無駄な政党交付金を無くしてくれ。
俺は毎日政治屋のために汗水流してんじゃねえっつーの。
それと与党という立場に安住し始めた元下野の人たちにも言いたい。
勝てば官軍ですか?
だいたい円安円安って、大手自動車メーカーはじめ輸出関連企業は
そりゃ万々歳でしょ。
原料を輸入に頼ってるところはどうするの?
そもそも大手が潤ったところで内部留保に回すのは既に
始まってるし、もう安倍さんほんと頼むよ。
貧富の格差拡大までアメリカに右へならえなんて
この国の矜持なんてもうとっくに消えてしまったのかもね。

閑話休題。
脱線しすぎました。
たった68年前にたった水一杯を求めて火達磨になっていた人たちがいる。
大空襲で我が子を抱きしめたまま息絶えた母がいる。
18歳で特攻隊という名で青春を迎える前に消えた息子がいる。
家族の安否を思いながら敵地という場所で家族のために
息絶えた父がいる。
そんな何の罪も無い何万という日本人が犠牲になったということを
僕は絶対に忘れない。
それは日本人だからではなく愛する家族がいれば同じこと。
家族の顔を思い起こせばきっとそれは誰にも伝わるはず。
もう止めよう。
こんな馬鹿なことは。

重い話で始まりましたが8月6日と9日は
日本人なら忘れてはいけないはずなので、ついつい。
今夜のclipperです。
ケンゾーさんのピアノソロをお届けします

流れるせせらぎのような調べが人気のケンゾーさん。
先ほどの話に准えるわけではありませんが
この辛く哀しい過去に手を合わせるとき
そっと包み込んでくれるようなピアノの音色と言ってよいでしょう。
日頃はお洒落な響きで堪能させてくれるケンゾーさんの音が
今宵ばかりは大切な人の幸せを願うように響きそうです

8月7日(水) 21時~

JAZZ IS ALIVE!!

ケンゾー ピアノソロ

どうぞお楽しみに

9月のライブはこちら♪

9月のclipperライブスケジュールは下記の通りです。

追加・変更が入りましたらその都度更新させていただきますので
時々チェックしてみてくださいね
ご予約も承っております。

9月

1(日) 店休日

2(月) 貸切ライブ JEALOUS GUY

3(火) 店休日

4(水) Raymond McMorrin Quartet   19時~ チャージ2500円 
Raymond McMorrin(sax) 石田衛(p) 川村竜(b)
横山和明(ds)

5(木) 上野真史GROUP           20時~
上野真史(vo) 黒田大祐(g) 松永敦(b) 鈴木雄二(ds) 

6(金) NATURAL TONE                19時~
成澤隆文(g) 遠山宣正(p) まんぼう(b)

  7(土) 堀江洋賀 & 小暮哲也                19時~ チャージ2000円
堀江洋賀(g) 小暮哲也(g) 
♪ セッションタイムあり ♪

8(日) 店休日

9(月) 野津道夫GROUP          19時~ チャージ1500円
~ 映画音楽の夕べ ~
野津道夫(tp) 松尾佳奈(p) 佐久間慎一(b) 岡田朋之(ds)
♪ セッション・タイムあり ♪

10(火) 店休日

11(水) ケンゾー ピアノソロ                      21時~

12(木) 徳田雄一郎&大村亘 “Nomadic Beings”       
                             19時~ チャージ3000円  
(前日までの予約で2500円)      
徳田雄一郎(sax,vo) 山田貴子(p) 清水昭好(b) 
大村亘(ds)  

13(金) 堤智恵子QUARTET                    19時~ チャージ2500円
堤智恵子(sax) あびる竜太(p) 箭島裕治(b) 宇山満隆(ds)
※予約満席となりました。ありがとうございます。

14(土) 貸切ライブ 美炎(馬頭琴)      18時より通常営業

15(日) セッション・デー♪         16時~22時 参加費1000円

16(月) 店休日

17(火) 店休日

18(水) 前川直人GROUP                     20時~
前川直人(as) 高橋由香里(p) 三宅卓(eb) 藤田稔広(ds)

19(木) 徳田雄一郎 SINGS!!    19時~
徳田雄一郎(vo,p) 玉木秀和(b) 鈴木雄二(ds)

             Taku Noguchi Project    21時~
野口拓(p) 玉木秀和(b) 鈴木雄二(ds)

20(金) まんぼうの部屋 ♪油科孝さんを迎えて  20時~ 
      油科孝(g) 太宰理恵(p) 玉木秀和(b) 鈴木雄二(ds)
前川直人(as) まんぼう(org)     

21(土) 貸切

22(日) 本間樺代子GROUP 18時30分~チャージ2500円(1ドリンク付)
~ 樺代子のバースデーコンサート ~
本間樺代子(org) 瀬川香織(sax) 大澤貴子(fl,篠笛) 
梓音(vo)

23(月) 貸切

24(火) 店休日

25(水) 黒沢綾 with ケンゾー                19時~ チャージ1000円
黒沢綾(vo,p) ケンゾー(g)  

26(木) 店休日

27(金) 高橋由香里 with Friends        21時~
高橋由香里(p) 中村裕希(b)

28(土) 貸切

29(日) 貸切

30(月) しげじ’s SESSION                   20時~
前川直人(as) 生井清太郎(tp) 金子健太郎(g) 
神林亮太(eb) 石井しげじ(ds)

チャージが表記されている日以外はチャージは無料です

気に入った演奏がありましたら、ミュージシャンに「お気持ち」を
差し上げてくださいね

(都合によりメンバーの変更、ライブが延期・中止となることも
ございますのでご了承ください。)

出演バンドについて詳しく知りたい方はお気軽にお店にお問い合わせくださいね。

皆さん、素敵な音楽を肴に好きなお酒を楽しみにどうぞいらしてください

 

お休みのお知らせ

8月6日(火)は

お休みとさせていただきます。

何卒ご了承くださいませ。

僕はパンクロックというものが嫌いです。
唐突に何を言い出すんだとお思いでしょうが
嫌いなんです。
そりゃジャズ・バーなんか経営してるんだから嫌いでしょうねと
軽くあしらわれそうですが。
(あ、先に言っておきますが例によってライブ告知がないので
今日も長いです。)
そりゃ僕だって高校生の頃とかはハードロックも聞きましたし
ロックという広い概念でいけば20代半ばくらいまで聞いていましたよ。
30代にもなると自然と徐々に聞かなくなってました。
なんかあの轟音に疲れてきて(笑)。
高校時代に軽音楽部にいてドラムを叩いてたんですが
どうしてもベーシストとドラマーは少ないんです。
ヴォーカルとギターは花形なのでみんなやりたがるけど
どちらかというと若くて血気盛んな年頃には
リズム隊は敬遠されやすいですね。
おかげでいろんなバンドを掛け持ちでやらされましたよ。

同級生でパンクが大好きな奴がいてね。
仲は良かったから引き受けましたけど内心複雑でしたね。
ズンタンズンタンズンタンズンタン、この繰り返しばっかりやってました。
10代の頃といえば誰しも悶々とした思いを鬱積させて
発散する場を求めてしまうのは世の常です。
ロックというのはその格好の捌け口になりますからね。
それでも僕にはパンクに「音楽」の魅力を感じられなかった。
みんな首をこう縦に激しく振ってジャンプしてましたけど、
若年寄の嫌な高校生だった僕にはどうしても理解できなかったなぁ。
それで発散した気分になれるならプロレスごっこでもして
いい汗掻いてるほうがいいのにとか思ったりして。
実際高校生になってまで昼休みには柔道場でプロレスごっこ
してましたからね。私は初代KWF(検見川レスリング・フェデレーション)
チャンピオンでしたから、はい。

そもそもこんなことを唐突に言い出したのは
例によってYou Tubeで昔のプロレスの試合を見てたんです。
(仕事中じゃないですよ。帰宅してからです。)
40代半ばの僕が喜びそうな動画がいっぱいあるんですよ。
猪木vs国際軍団とか、アンドレvsハンセンとか、
爆弾小僧ダイナマイト・キッド(大好き)とか。
そんなもの見てねえで寝ろよと言われそうですが
You Tubeの動画はTV局権利の関係でいつ消されるか分からない。
貴重映像を見つけたら見るなら今しかね~、なんです。
あ、プロレスといえば歴代最強は誰かって、
ファンなら必ず論争になるものですがそれはまた書こうっと。
Kさん、お楽しみに。

で、You Tubeの動画をご覧になった方なら分かると思いますが
関連する動画っていうのが右端に出てくるんですね。
これがまたコンピューターってのは凄い。
これまで自分が見たものとリンクさせて如何にも見たくなるような
映像が次々と出てくる。
昨日は引退後のスタン・ハンセンの生活に密着という
昭和プロレスファンでなければ全く興味がないだろう映像に
見入ってしまいました。
ふとリンク先を見ると
「韓国の音楽番組生放送でチ○コ丸出し」
みたいなタイトルが。
もうこのタイトルで虫唾が走ります。
そもそも僕は露出する輩が嫌いなんです。
笑いをとるためなんだか尻ませんが、いや知りませんが
あれは気分悪いからやめてもらいたい。
大好きなドリフターズのコントでもダミーのオシリとか
おちんちんを着けてたから面白かった。
(ある頃から志村けんが本当にオシリを出し始めて興ざめしたな。)
飲み会の席とかで脱ぎだす奴とかいるでしょ。
一気に冷めるね。
オシリはぎりぎり許すけどちんちんなんて出された日には
「てめえ汚ねえもん出してヘラヘラしてんじゃねえぞ。
今すぐしまわなきゃ包丁でぶった切るぞ」
ぐらい言いたくなる。

さてそのイライラするようなタイトルの動画。
見なきゃいいんだけどさ。見ちゃうんだよね。
そもそもなんでこんなものがリンクに出てくるのか。
俺はYou Tubeでそんな関係のもの・・・
あ、「放送事故 女子アナパンツ丸見え」とか見たかも。
うーん、そんな自分がまた腹立たしい。
意を決して見てみました。

不快。
不快千万。
パンク、なのかな。
出演者全員でメーンの歌い手を中心に歌ってるんだか
叫んでるんだかよく分からないシーン、
それが盛り上がってきたところで何か顔にメークした
若僧(出演者)がいきなりズボンを脱いで汚ねえものを露出。
釣られた隣の馬鹿(これも出演者)も露出。
局長は始末書で大変だったろうな。
もしこういう悪ふざけを「主張」だなどと言うならパンクって哀しいね。
僕らは洟垂れ小僧のままでいたいんですって
言ってるだけだもん。
何をやろうといいけれどそんな薄汚いもの出して
「音楽」だなんて死んでも口に出すんじゃねえぞこの野郎。

随分昔に「音」としてのロックは卒業して
ジャズやクラシック、飲んでるときは演歌がいいななんて
歳になったけどどうも僕は性格はロックから抜けられないようで。
おかしいものはおかしいと言いたくもなっちゃうんだよな。
ある人が言ってました。
「そもそもロツクというのはジャンルではなくて生き方だ」と。
うん。だとしたら俺は生粋のロッカーかもしれない。
安定政権なんて言うけど格差のさらなる拡大とか
本気で心配しちゃうからこれからも言いたいことは
きちんとした言葉で言わせて貰うつもりです。
ね、安倍さん。
だって俺、ロッカーみたいなんだもん。

パンクしそうなのは日々の生活だけで充分です。

Remembers♪

こんにちは、船長です。

広島で起きた女子高生集団リンチ殺人で捕まった
少年少女たちが素直に自供を始めているという
記事を読みました。
被害者の高校生もラインとかいう僕には全く異次元な世界で
随分な暴言を吐いてしまっていたようですが
命を奪われたということにはやはり憤りを感じます。
この記事で最も僕が激昂したのは自供している少年少女たちが
こんなことをしてしまった自分の将来を心配しているとか。
被害者への謝罪の言葉は全く出てこないと。
百歩譲って余程の憎しみがあったとしても
人の命を殺めたという重みを感じることが出来ないという事実に
怒りを通り越して戦慄を覚えました。
命を奪った上で自分の将来の心配をするという感性。
いよいよ日本もここまで来てしまったのかと愕然とします。

暴言と言われるかもしれませんが僕は随分前から
刑法の適用は18歳からでいいと思っています。
高校3年にもなれば何が悪いか分かってますって。
中途半端に小賢しいから罪を犯しても名前は出ないって
分かっている汚い連中は山ほどいるはず。
世の中のルールに適合させなきゃ駄目だよ。
あ、参政権を18歳からなんて言う人たちがいますが
こちらについては声を大にして反対です。
むしろ25歳か30歳でもいいんじゃないか。
(これは自分を顧みて余計にそう思います。
政なんて世の中全体の仕組みが見えてからでないと分からないもの。
ただの人気取りの選挙なんてくだらなくて屁が出る。)
勿論しっかりした10代の若者もいますよ。
俺なんか恥ずかしくなるぐらいの立派な若者も大勢います。
しかし今回の事件には21歳も含まれているんでしょ。
18歳の犯人と21歳の犯人の差は何?
いっちょまえにセックスだけは出来る歳になれば
等しく犯罪を裁かなきゃいけないよ。

と言いながらもこんな時代を作ってしまったのも
僕ら大人の責任なんだよね。
僕が大人かどうかは怪しいものですが、いやいや、
大人が大人としての自覚を持たなきゃいかん。
子供たちは大人を見て大きくなっていくんだもの。
子供に対して(自分の子供とかそんな次元ではなく
この国の未来を担う子供たちに対して)
真摯に大人として向き合うことが我々の責務だと思います。
一度きりの人生楽しまなきゃという言葉には大賛成。
しかし大人が大人であろうとする気構えを忘れたら恐い。
少年の心を忘れない大人は素敵だけど
少年のような大人なんてまっぴらだ。
こんな切ない犠牲をこれ以上増やさないためにもね。

さて気を取り直して今夜のclipperです。
Remembers の登場です

ジャズの楽しさを存分に魅せつけてくれるこのグループ。
ベテランから期待の若手までジャズを愛する猛者たちによる
王道ジャズの見本市のようなステージは
これからジャズを聴きたい方にとっても最適です。
普段は都内などで2000円から3000円のチャージで
演奏するようなメンバーも含まれていますが
なんとclipperでは1000円チャージで聴けちゃうんだから
吃驚したな~も~

8月5日(月) 19時~ チャージ1000円

JAZZ IS ALIVE!!

Remembers             

澤田一範(as) 篠原完治(tp) 三寺順也(tb) 中島香里(vib)
佐藤貴久(b) 小林新作(p) 池田孝雄(ds) 

どうぞお楽しみに

かりんとう ギターデュオ♪

こんにちは、船長です。

昨日は千葉市民花火大会、盛り上がったでしょうね。
幕張は。
一昨年までは千葉みなとだったのになぁ。
一年に一度だけ千葉みなとが賑わう貴重な日だったのに。
おかげで今日もみなとは静かな夜でした(笑)。
それでも何組かのお客様に来て頂き本当に感謝ですね。
ありがとうございます。

考えてみればこの市民花火大会も最初は千葉みなとではなくて
稲毛の浜から始まったんですよね。
最初の年は確かまだ僕も高校生だった。
チャリンコ転がして検見川の浜から遠巻きに眺めてたっけ。
当時仲が良かった連中と学校で待ち合わせてね、
男女10人くらいで海辺で眺めたもんです。
もちろん緩い時代でしたからコンビニで缶ビールなんか買い込んで。
花火大会が終わってからはこれまたコンビニで買い込んだ花火を
自分たちで楽しんだりしてね。
僕はといえば花火より当時好きだった娘ばかり見てたな(変態か)。

今でも忘れない。
皆がはしゃいでる姿をベンチみたいなところに腰掛けて
ビール飲みながら遠巻きに眺めてたらその好きだった子が
こちらに駆けてきて「花火しないの?」って。
「俺はいいよ」なんて大人ぶった素振りなんかしてね、
二人きりになってめっちゃドキドキしてるくせに。
「はい」と手渡されたのが線香花火。
「先に消えたほうが負けね」
そう言うと僕の隣に腰掛けてくるもんだからドキドキ指数は沸点です。
二人でベンチに腰掛けてそれぞれの線香花火に火を点します。
楽しそうにじっと線香花火を見つめる彼女。
その花火の照り返しを浴びる彼女の顔に見とれる変態。
海風に煽られるように僕の玉が先に落下しました。
いや別にあの玉が落下したわけじゃないですよ、線香花火です。
「勝ちぃ!」と無邪気にはしゃぐ彼女。
そんな笑顔が見れて負けて本望です。
「負けたから罰だよ。好きな人教えなさい」
17の若者が不整脈になるかと思いました。
こんな酷な罰ゲームがあるか。
そりゃ薄汚れた今の僕ならすっと立ち上がり一旦海の方を眺めて
ポケットに手なんか突っ込んで何か言おうとしかけてから
ちょっとはにかんで見せて
「目の前に答え見せられちゃカンニングになるだろ」
ぐらい言ってやりますがね(ダサい)。
それにこれも今なら分かりやすい話でこれは彼女なりの
アピールじゃないですか。でしょ。
僕はウブだった。
気持ちいいくらい純だったんだなぁ。
心臓はもう打上げ花火以上にドカンドカン鳴ってるし。
「そんなの言えるかよ」
最低。
女がシチュエーションを作ってあげているのに馬鹿かお前は。
「言いなさいよ」
彼女もそれなりに引っ込みがつかないはずなんです。
あぁ今の俺がアドバイス出来ればこの馬鹿の恋心も
一所懸命な女心も成就させてやるのに。
「じゃあ、聞くけど、お前はどうなんだよ」
最悪。
もう純を通り越して北の国からの純君くらい不器用です。
「し~らない」
そう言って騒いで花火をしている皆のもとへと駆けて行きました。

そんなわけで僕にとって花火というのは甘くて切ない想い出。
案外そんな人も多いんじゃないかな。
夏は楽しいようでどこかちょっぴり哀しさも連れてくる季節。
この歳になるとそんな不器用な想い出も残してくれる
夏がなおさら愛おしく感じるから面白いものです。

さて今夜のclipperは、大人気のギターデュオ、
かりんとう の登場です

ますます勢いに乗るポップでジャジーなギターデュオかりんとう。
アップテンポな曲からバラードまで
研ぎ澄まされたテクニックで魅了します。
何より彼等が素晴らしいのは「ライブ」が生き物であるということを
見事に体現していることにあります。
楽しいトークも交えながら音楽は音を楽しむものという
最もベーシックなことをライブという形で表現出来る稀有な存在。
clipper号の出航当時とほぼ時を同じくして活動を開始した
かりんとう。
地図のない音楽紀行はさらに未開の航路を突き進みます

なお本日はライブ時間のみの営業となりますので
22時30分閉店となります。予めご了承くださいませ。

8月4日(日) 18時~ チャージ1500円

JAZZ IS ALIVE!!

かりんとう ギターデュオ             

いわちゃん(eg) ムーチョ(ag) & 健太・康太(vo)

※ ライブ時間のみの営業となります

どうぞお楽しみに

本日はバー営業♪

こんにちは、船長です。

タイトルに記載いたしましたように本日は
バー営業となりますので生演奏はございません。
今日のベイエリアは幕張での千葉市民花火大会ですね。
花火見物のあとにバーで一杯なんてのも乙なものですよ。
よかったら立ち寄ってくださいね。
気が向いたら私がさだまさし弾き語りでもやってるかもしれませんよ。
(だからジャズ・バーだって。)
「きょ~ねんのあ~なたのお~もいでが~」
暗い。

さて妖怪に遭えるかな一人ツアーの続編です。
幸先よく妖怪「泥酔じじい」との邂逅を果たした私は
ウキウキしながら歩みを進めます。
アップダウンの繰り返しに苦戦しながらようやく坂道の頂上に到達。
ここからは当面平坦な道が続きます。
ここまで来ればと思うのが浅はかなんですね。
実際にはここまでの道のりの倍近くがこれから待っているのに。

坂の上にはコンビニがあります。
当然道端も急に明るくなるんですが油断は出来ません。
暗かろうが明るかろうが妖怪はいるんです。
店の前に座り込む怪しげな若い女の子3人組。
お祭りなんか無さそうな平日なのに浴衣姿で地べたに
座り込んでペチャクチャペチャクチャ。
「別れたほうがいいんじゃね~」
「まじそっちのほうがよくね~」
「っつーかほんとうざいんだけど」
こんな汚らしい言葉を浴衣姿の大和撫子が使うはずがありません。
明るいところにいるから油断しましたが
危うく妖怪「井戸端娘」と目が合うところでした。
井戸端娘と目が合うと意志薄弱な男になるそうですから
気をつけなければいけません。

さらに帰路を黙々と歩きます。
交番を過ぎるといよいよ街灯の数も減り暗闇の世界。
時折通る車のライトがなければほんとに闇です。
いよいよ緊張も高鳴ってきました。
さっきまでは手緩い妖怪でしたがいよいよ「出る」かもしれない。
夜道を歩くときは下を向いていてはいけません。
ふと顔を上げた瞬間に人がいてほんとに吃驚することがありますから。
昂然と前を向き凱旋兵さながら歩んでいると
向こうからちょっと腰の曲がったお婆さんが歩いてきます。
これはちょっとほんとにビビるよ(笑)。
こんな夜更けになんでお婆ちゃんが一人でこんな暗闇をって
思うじゃない。
しかも何かブツクサ言ってる。
おいおい、もう泥酔じじいには遭ったからいいよと思いつつ
かなりドキドキしながらいよいよすれ違う瞬間、
「一日一歩、三日で三歩、三歩進んで」
歌ってる。
そうか、これがあの「三百六十五歩のばーや」か。
これはいい妖怪に決まっている。
なんだか得をした気分でさらに進みます。

道路沿いの畑を眺めていたその時です。
このお話の中で恐らくこれは本物ではと思うのがやっと出ましたよ。
畑の奥は森と言うか林と言おうか茂みになっているのですが
その茂みの前に忽然と犬。
なんだ犬かと思うなかれ。
見たところ体長2メートル近いほとんどライオンかという代物。
ハスキーのような風貌ですがちょっと違う。
ごわごわした毛が首周りに生えているのが分かります。
思わず立ち止まり見入ってしまいました。
暫くそのライオンか犬か分からないものと見詰め合っていましたが
やがてゆっくりと茂みに消えていきました。
これ本物じゃない??
お酒も入り歩き疲れた私が幻影を見たのか、いやいや、
はっきりとそこにいましたから。
今思えばその森に住む守り神のような存在だったのではないかな。
なんでまた俺の前に現れるの。
こっちが妖怪だと思われたのかな。

区名の由来になった川に架かる橋までやっと辿り着きました。
考えてみれば毎日車で通う道だけど
ゆっくり川を眺めたことも無かったなぁと欄干にもたれて
橋の上から川を眺めます。
さっきの巨大な犬が気になりつつも
暗闇とはいえ川の流れを見つめていると心安らぎますね。
「知らず知らず歩いてきた細く長いこの道~」
思わず口ずさみそうにもなりますが、危ない危ない、
これじゃ俺が妖怪「川の流れのオヤジ」になってしまう。
気を取り直して最後のアップダウンに入ります。
ここが一番「出て」もおかしくない場所。
とにかく周囲は森と田圃。
これぞ千葉だべ、というような場所なんです。
緊張感たっぷりに周囲を見落とすことなく眺めながら
歩を進めますが田圃からは蛙の鳴き声。
いいなぁ、夏だなあ。
いかんいかん、そんな風流な気分では出てきてくれないぞ。
結局一番期待したスポットでは何も見つけられず
(そりゃそうだよな、男でも気後れするぐらいの暗闇だもの)
家の近くまで着くと街灯も明るくなり
「あ~あ、ツアーも終わりかぁ」
と名残惜しそうにしていると
「よ!」
といきなり呼ぶ声。
吃驚したなぁもうと振り返ると幼馴染のN。
「まだ店やってんの?」当たり前だろ。
「子供はまだ?」大きなお世話だ。
「お袋さん元気?」おかげさまでね。
そんな当たり障りないやりとりでゴール。
誠に不本意なことに妖怪に遭えるかなツアーは
妖怪「おさなな地味」に終わりました。

まだまだ暑い日が続きます。
皆さんも気が向いたら夜のお散歩など如何でしょう。
きっとたくさんの妖怪に遭遇出来ますよ。