内黒田はだか参り/熊野神社(四街道市)
南北朝時代1376年創建の内黒田熊野神社では、神道と密教における験道の流れを組むともいわれる江戸時代からの伝統行事「内黒田はだか参り」で、五穀豊穣と無病息災を祈願します。
内黒田地区の男性たち(裸坊)が焚き火の側で水をかけ合い身を清め、鳥居と拝殿の間を七往復します。そして水に浸した長さ約30cmの稲わらの束を拝殿へ3本投げこみ、散らばつた形の様子でその豊凶を占い祈願します。また、鳥居脇に焚かれる「かまやき(焚き火)」にあたると、その年は無病息災になると伝えられています。
その後、「中入り」という休憩をとり、地区の女性たちが太巻き、おはぎなどの地元料理を裸坊に振る舞います。続いてさらに五往復し、最後に本堂を三周して終了します。四街道市無形民俗文化財に指定されています。
□日時:3月15日(火)16:00~
□会場:熊野神社/四街道市内黒田629 (四街道市営霊園近く)
□交通:JR四街道駅またはJR物井駅から千葉内陸バスパ一ドヒル池花行「内黒田」下車徒歩10分※駐車場はありません
□問合先:TEL(043)421-6134四街道市産業振興課