鎌数の神楽/鎌数伊勢大神宮(旭市)

江戸中期の宝暦6年(1756)から続く神楽で、五榖豊穣•村内平穏を祈願して祭礼の日に奉納されます。

当日は、11時頃から神社とともに伊勢から移ってきたと伝えられている薄田家から猿田彦を先頭にし
て出演者と神楽師、稚児の一行が神社へ向かう御練りがはじまります。その後、12時過ぎから境内の神
楽殿において神楽が奉納されます。

演目は、「猿田彦」.「うずめ」.「おかめ」.「手力雄命」.「八幡」 .「三宝荒神」.「榊葉」.「田の神」.「保食神」.「種子蒔」.「鯛釣り」.「出雲切」の下総十二座神楽で豊作を祈願します。また、「弊束の舞」.「扇の舞」という二種類の稚児舞も奉納され、間に休憩を入れながら17:00まで続きます。太鼓•鼓•笛による古式豊かな演奏も加わり,神楽をさらに引き立てます。この神楽は、昭和40年に千葉県無形民俗文化財に指定されました。

□日時:3月27日(日)~28日(月)11:00~17:00
□会場:鎌数伊勢大神宮/旭巿鎌数4314
□交通:JR総武本線干潟駅下車徒歩20分
千葉東金道路から铫子連絡道を経由し、終点「横芝光ICJから約25分
東関東自動車道「大栄IC」から東総有料道路を経由し約35分
□問合先:TEL(0479) 62-1982鎌数伊勢大神宮