内黒田はだか参り
「内黒田はだか参り」は、内黒田熊野神社で行われる伝統行事です。氏子男性の“裸坊(はだかぼう)”が、焚き火の側で冷たい水をかけ合い、身を清め、水に浸した稲わらを手に持ち、鳥居と拝殿の間を七往復します。拝殿に近づいた所でわらを3本投げこみ、散らばった形の様子でその年の豊凶を占い、五穀豊穣を祈願します。
中入り後は、地区の女性たちが地元料理を裸坊に振る舞い、さらに五往復、三往復、本堂を三周し、神社総代の胴上と北辰妙見信仰の名残りと考えられる伝統の“妙見締め”で終了します。
なお、鳥居脇で焚かれている“かまやき(焚き火)”にあたると、その年は病気にかからないと伝えられています。
期日 |
3月15日(木) |
場所 |
熊野神社/四街道市内黒田629(四街道市営霊園近く) |
交通 |
JR総武本線四街道駅から千葉内陸バスバードヒル池花行き「内黒田」下車徒歩10分 |