不動尊春季大祭(仁王様の股くぐり)/萬満寺(松戸市)

江戸時代から行われてきた「仁王様の股くぐり」は、仁王様の股をくぐれば無病息災といわれる行事です。

国の重要文化財に指定されている仁王尊金剛力士像は、鎌倉時代の彫刻師である運慶の作と伝えられています。2体あるうちの「阿」の像は、ちょうど両足の間に50 cm四方の隙間があり、そこをくぐると病気・厄除けになるといわれています。特に本尊が中気除不動尊といわれているため、中気(脳卒中、くも膜下出血など脳の出血による半身不随や手足の麻痺)によく効くとされています。

同時に「唐椀供養(からわんくよう)」(27日、28日)も行われます。

□開催日:3月27日(日)〜29日(火)
□会場:萬満寺/松戸市馬橋2547
□交通:JR常磐線馬橋駅下車
□問合先:TEL(047)341-3009萬満寺