八朔祭り/賀茂神社

毎年8月1日、2日に行われる八朔祭りでは「三番叟」と「花踊」が奉納されます。

この神事に出演する少年少女は、当日、賀茂区集荷所に集まり衣装を整え、区長の先導により行列を組んで神社に向かいます。神社では、神官・氏子総代・来賓等が少年少女の到着を待ち、全員が揃ったところで祭典が執り行われます。祭典終了後、奉仕の少年少女は清められた舞台に昇り、三番叟の舞により奉納されます。三番叟を当社では「倭の舞(やまとのまい)といい、少年による奉納舞です。翁(おきな)、千歳(せんざい)、黒式尉(こくしきじょう)の舞子3名、太鼓1名、小鼓3名、笛1名、脇役1名によって演じられます。

花踊は、8名の少女が白衣に緋袴(ひばかま)の巫女姿で踊る優雅な舞です。花踊の名称は少女たちが手に紅白の紙花をつけた竹を持つことから名付けられたと言われていますが、実際にはその他に手拭を持って踊る「手拭踊(てぬぐいおどり)」や紅白の棒に赤・黄・緑の房をつけた毛槍を持って踊る「奴踊(やっこおどり)」、紅白の造花を盛った手籠を手に持って舞う「手籠踊(てかごおどり)」が次々に演じられ、これらを「花踊(はなおどり)」と総称しています。

期間

8月1日(火)~2日(水)

場所

賀茂神社/南房総市賀茂2070

交通

JR内房線南三原駅からタクシーで10分

問合先

三番叟および花踊について:TEL0470(46)2963 南房総市生涯学習課