庖丁式

日本で唯一、料理の祖神をまつる高家神社は、千倉町谷津地区の海を見下ろす山裾に鎮座しています。
高家神社の祖神は磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)で、日本で唯一料理の神様をまつる神社です。古くから味噌、醤油の神様としても全国にその名を知られ、調理師、調味加工業者の信仰を集めてきました。
庖丁式は、烏帽子・直垂をまとい、庖丁とまな箸を用いて素材に一切手をふれることなく、真鯛、鯉、真魚鰹などを調理します。
古式に則った所作とその庖丁さばきは、まさに熟練の技。日本料理の伝統を今に伝える厳粛な儀式です。庖丁式奉納は10月17日の秋の例大祭(旧神嘗祭)と11月23日の新穀感謝祭(旧新嘗祭)の時に行われます。

日時

10月17日(火)、11月23日(木・祝) 11:00頃~(予定)

場所

高家(たかべ)神社/南房総市千倉町南朝夷164

交通

JR内房線千倉駅から日東バス白浜方面行き「高家神社入口」下車徒歩約10分