御狩祭(ししきり祭)/諏訪神社

起源は明らかではありませんが、昔、イノシシやシカが多く、農作物に害を与えることから、毎年11月26日から10日間にわたり村民が総出で狩猟に当たり、獲物を神前に供えて御狩祭を開いたのが起こりです。豊作と、鳥獣から作物を守ることを祈願するお祭りです。

祭りでは、まず境内に肉(現在は鶏肉)の入った桶が置かれます。次に、昔から決まっている「社家」と呼ばれる神事に立ち会う四家が、かみしも姿で肉を切り、神社に奉納します。このあと、見物人が、我さきにと肉を取り合います。この肉を食べると「風邪をひかず、丈夫になる」と伝えられています。

期日

12月5日(火)

場所

諏訪神社/君津市清和市場266

交通

電車・バス:JR内房線君津駅から周西線「中島」下車、中島・豊英線へ乗り換え「市場」下車徒歩3分