筒粥の神事/飽富神社

稲・麻・麦・大豆などの農作物の作柄を占う古くから伝わる伝統行事です。当日の朝から境内の社務所に氏子が集まって準備します。神事は夜中まで続き、午前0時が近づく頃には、地区の若者たちが裸になって水を浴び、身を浄めます。その後、若者たちが、ヒノキの板と棒をこすり合わせて火をおこします。

鍋に米の粉を入れて粥を作り、その中に葦の束を次々と入れて煮つめます。粥が煮詰まった後、粥を煮た鍋を神前に奉納し、占う葦の束を取り出し、中に詰まった粥の量をはかって、その量から作柄を占います。

期日

1月14日(日)

場所

飽富神社/袖ケ浦市飯富2863

交通

JR内房線袖ケ浦駅からタクシー5分