イベント

星鎮祭(ほししずめさい)

香取神宮の祭神である経津主(ふつぬしの)大神が、国を平定した際、最後まで抵抗した星の神を弓で討伐したことに因んだ神事です。弓道場に大星(おおぼし)的(まと)を設け、古式ゆかしく的を射し、星塚に竹串をさして星の神を鎮めます。

日時

1月16日(火) 10:00~

場所

香取神宮/香取市香取1697

交通

JR成田線佐原駅からタクシー10分

ひげなで(髭撫)祭

約800年前の建保2年(鎌倉時代)に始まったと伝えられる五穀豊穣・子孫繁栄を祈願する伝統行事です。祭りの当番の引継ぎ行事として行われ、西側に座した当番が、東側に座す新当番に酒を勧める際、立派な髭をなでることから「ひげなで祭」と呼ばれています。髭をなでられたら、新当番は大椀で何杯でも応じなければならない作法で、紋付きはかま姿で大げさにカイゼル髭をなでる姿がなんともユーモラスな奇祭です。

日時

1月14日(日)  13:30頃~14:30頃

場所

側高神社/香取市大倉5

交通

JR成田線佐原駅からタクシー15分

木造薬師如来坐像のご開帳/常灯寺(じょうとうじ)(銚子市)

常灯寺は通称「常世田(とこよだ)薬師(やくし)」の名で親しまれ、目の病にご利益があるとされ、人々に篤く信仰されています。木造薬師如来坐像は、ヒノキ材の寄木造りで全面に漆(しっ)箔(ぱく)を施し、細かく彫り出した螺(ら)髪(はつ)、伏目の彫眼、ふくよかな顔、流麗な衣文は平安時代後期の定朝(じょうちょう)様式を伝えており、関東における鎌倉時代初期の代表的な作例で国の重要文化財となっています。

日時

1月8日(月・祝) 7:00~12:00 ※予定

場所

常灯寺/銚子市常世田町53-1

交通

JR総武本線銚子駅から千葉交通バス旭行「常世田薬師」下車徒歩10分

鰭ヶ崎おびしゃ行事

関東一円に伝承されているおびしゃの中でもユニークで古典的な行事で、弓矢によって邪悪を退散させ、豊作を祈念します。

雷神社のおびしゃ神事は300有余年の伝統があり、昭和52年に流山市指定無形民俗文化財の指定を受けています。拝殿でトウ渡しと称する引き継ぎが行われた後、あらかじめ立てられた赤鬼・青鬼の顔が描かれた的に向かって七福神に扮した役員たちが矢を射ます。儀式の際には、獅子舞や田子作踊りが演じられます。

※地元の伝統行事です。見学の際はマナーを守ってください。

日時

1月20日(土) 15:00~17:00

場所

雷神社/流山市鰭ヶ崎1767

交通

流山線鰭ヶ崎駅下車徒歩5分

参加費

無料

ヂンガラ餅神事

茂侶神社のおびしゃの中で行われる餅取り行事です。「8づくし」がモットーのこの祭りは、8升の神酒と8升の餅と8種類の具の煮物を神前に供えます。

 社殿内の儀式の後で、登殿する上半身裸の若衆の中に神官が餅を投げ入れ、「餅取り」が始まります。若衆は掛け声とともに餅を奪い合い、時には柱に叩きつけたりしながら凄まじい熱気で餅を割ります。神官はその割れ口で豊凶を占い、豊作を聞いた人々は宴を開いてその喜びを分かち合って終了します。
※地元の伝統行事です。見学の際はマナーを守ってください。

日時

1月14日(日) 13:00~15:00 

場所

茂侶神社/流山市三輪野山619

交通

つくばエクスプレス流山おおたかの森駅西口から南流山・クリーンセンター方面行東武バス「三輪茂侶神社前」下車

参加費

無料

船戸のおびしゃ

「おびしゃ」は関東地方、特に千葉県に多く、もとは弓を射て的に当てることで、その年の豊穣を祈る行事でした。船戸のおびしゃは現在、的射は行われていませんが、古い形態を残す踊りとして伝承されています。始まりは元和年中(1620年頃)と伝えられ、柏市指定文化財(無形文化財)に認定されています。

 おびしゃの神事でお祓いと祝詞奏上が終了すると、余興として最初に行われるのが「三助踊り」です。次に「三番叟」が舞われ、最後に「おかめ踊り」が登場します。おびしゃは、新年に当番を交代し、氏子当番の人たちが準備に当たっていますが、これらの演目が終了すると、参加者全員による謡の奉納があり、続いて当番渡しという当番の引き渡しを行い全てが終了します。

期日

1月14日(日)

場所

船戸会館/柏市船戸1129-1

交通

JR常磐線・東武アーバンパークライン柏駅西口又はつくばエクスプレス柏たなか駅から東武バス柏市立高校行「船戸木戸」下車徒歩5分

浦安の舞/廣幡八幡宮

廣幡八幡宮は、通称「はちまんさま」と呼ばれています。
年の始めの慣例行事として平和と安全を祈願する「浦安の舞」が奉納されます。宮殿内において二人の巫女が色鮮やかな衣装で優美に舞います。

日時

1月1日(月・祝) ①10:30~ ②11:30~ ※雨天中止

場所

廣幡八幡宮/柏市増尾895

交通

①東武アーバンパークライン増尾駅東口下車徒歩25分
②JR常磐線・東武アーバンパークライン柏駅東口から東武バス南柏駅東口行「土小学校」下車徒歩10分

船橋大神宮の神楽 

海に関連が深い蛭子舞が大切にされているのは、船橋が漁場をひかえた土地であったことに関連した特徴だとされる。船橋市指定無形民俗文化財。

日時

①1月1日(月・祝)11:00頃~
②1月3日(水)11:30頃~

場所

意富比神社(船橋大神宮)/宮本5-2-1

交通

京成電鉄大神宮下駅より徒歩約4分

高根町神明社の神楽

神社の森に囲まれた神楽殿で行われる初神楽。五穀豊穣と村の安全を願い奉納される。
午後2時からは、船橋大神宮でも奉納される。船橋市指定無形民俗文化財。

日時

1月1日(月・祝) ①9:00頃~ ②14:00頃~

場所

①高根町神明社/高根町600 ②船橋大神宮/宮本5-2-1

交通

①JR総武本線船橋駅北口より船橋グリーンハイツ行きバスで「高根小学校前」下車 徒歩約15分
②京成電鉄大神宮下駅より徒歩約4分

村上の神楽/七百余所神社

八千代市の村上地区にある七百余所神社神楽殿にて、毎年、1月15日の祈年祭と10月9日の例祭に神楽が奉納されます。村上の神楽は、出雲系の神楽の流れで、神話をもとに、農耕村落の五穀豊穣と平安の祈念と感謝をあらわしています。

本来12座あったようですが、現在9座(修祓(しゅばつ)・座清(ざきよ)め・翁(おきな)の舞(まい)・種(たね)おろし・鈿女(うずめ)の舞・湯巫女(ゆみこ)の舞・玉取(たまとり)様の舞・恵美須(えびす)の舞・甕乾(みかぼし)のみが伝承されています。

 当日、氏子たちが12個の餅を神社に奉納し、かわりに別の1個を持ち帰ります。神楽の後には、演者たちが奉納された餅を見物人に撒きます。
 神楽の後には、神楽殿の前に湯を煮え立たせた大釜を置き、神主が熊笹の束で湯を自ら浴びる「湯立神事」が行われます。

期日

1月15日(月)

場所

七百余所神社/八千代市村上433

料金

無料

交通

東葉高速鉄道八千代中央駅から東洋バス米本団地行「村上神社」下車