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LOVE CHIBA
千葉県の日本酒

プロジェクトのお疲れ様会

「お疲れ様でした!」

先日、ようやく忙しい時期を終えた3蔵元に、流通を担ういまでやさん、もんしちの林社長にラブチバの松山が集まり、今回の酒の出来、プロジェクトの反省点、次回の課題を話し合いで千葉に集まりました。

「千葉県の日本酒をもっと知って欲しい」という今回のプロジェクトが発足。試行錯誤の中で始まったので、進行しながらバタバタする事も多く…。
千葉県の酒造好適米「総の舞」をあえて使用し、原料からに千葉に拘ったのですが、この原料に慣れない蔵元からは不安の声もあったりと、「おいおい、本当にこれで大丈夫なのか?」と思うこともしばしば。

そんな中、私はお酒を置いてくれる賛同店へプロジェクトの紹介に。そこで協力の要請にまわったりしたのですが、「え?千葉のお酒?う~ん」と懸念を示す飲食店様ももちろんいて、ますます不安に。「千葉のお酒って、千葉の飲食店に知られていないんだなぁ」と愕然とすることも多く。と、まぁ、愚痴を言ったらキリがないのですが(笑)

しかし、一番最初に出荷された生原酒、「Type1」。賛同していただいた飲食店からは、「千葉のお酒、なかなかやるじゃない!」と好評の声が多くて、「思いのほか好調てもう品切れてしまいました。」など嬉しい言葉に一安心。もちろん、お酒の好みは人それぞれ。皆さんの意見もそれぞれ。でも、それでいいんだと思います。
そのお言葉も真摯に受け止めながらも、「蔵独自の個性」を思う存分に発揮し、今回のプロジェクトのコンセプトであった、「同じ田んぼで採れたお米」で、どう違いが出るのかは面白みの一つであり、それを感じられるものになりました。

それに、これがきっかけで日本酒を置かない洋食店が、日本酒をオンメニューにしたり、日本酒はあったけれど、千葉のお酒にも興味を持っていただき始めたり。小さな一歩ですが、確かな一歩になったのかなと。

千葉県日本酒活性化プロジェクト 福祝

さてさて、お店に置かれていた今回のプロジェクトのお酒を早速注文。

贅沢にも、酒蔵さんそれぞれから注いでいただき、試飲。
まずは、福祝。

もちろん、本人も試飲。
口に含んだ藤平さんから出たひと言。「うまい!」

これには私もなんだかグッと来ました。造り手が納得する味。
そして、造っている時の苦労話なども聞きながら、お酒の付加価値は高まっていくのですが、それをテーブルにのせられた料理とそれぞれ楽しむ贅沢。

千葉県日本酒活性化プロジェクト もんしち 東灘

「おっ、この料理、木戸泉にあいますね!」となると、「うちのお酒、オリーブオイルを使用した料理との相性がいいんですよ」など、造り手のオススメが聞ける。(これも最高の贅沢)

“これはますます深堀して、もっと飲食店にとっても、日本酒が「使いやすい」一本になるようにしていくべき!”と新たな自分なりのミッションにワクワク。

千葉日本酒活性化プロジェクト

そして、最近出たばかりの「Type2」も試飲し、互いにコメント。
それぞれが、それぞれの1本に興味をもちながら、夏に出る「各蔵にお任せの特別純米」がどんな味になるのか、ますます期待が高まる会になりました。

そして、田植えが始まる千葉県。
「次回はどういう打ち出しでいきますか?」と、次のプロジェクトも同時に走り始めたのでありました。

千葉県の酒蔵、面白いことしていますよ。是非是非、気にしてやってください。先ほども記載しましたが、小さな一歩ですが、確かな一歩になっていると思います。