千葉県の日本酒 in SYDNEY
シドニー のイベントに千葉県の日本酒を持参しました。
ホテルで開催されたのですが、現地の方々に日本酒を飲んでもらう企画です。
意外と飲んだ事がある方が多く、皆さん満足されておりました。日本酒の周りには多くの人。
今回、Four Seasons Hotel Sydneyで行われたのですが、美味しい料理(軽食でしたが)と日本酒、相性良かったかと思います。
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シドニー のイベントに千葉県の日本酒を持参しました。
ホテルで開催されたのですが、現地の方々に日本酒を飲んでもらう企画です。
意外と飲んだ事がある方が多く、皆さん満足されておりました。日本酒の周りには多くの人。
今回、Four Seasons Hotel Sydneyで行われたのですが、美味しい料理(軽食でしたが)と日本酒、相性良かったかと思います。
先日、東京国税局主催の『酒セミナーin千葉 ~日本産種類を知ろう~』のセミナーに参加してきました。
当日は、日本のワインも含め、幅広い話を聞くことが出来、またその日本で造られるお酒を海外の方へどのように説明することで理解が深まるのか?など、とても有意義な内容になっていました。
国税局の報告によると、訪日外国人客で日本の酒を飲んだ事のある方は87.1%が満足しているという報告がありました。
日本酒はもちろん、日本産のワインやクラフトビールもかなりも仕上がっている中、さらなる満足度が上がる事を期待します。
弊社も千葉県の日本酒の産業に携わっている中、今後もより多くの外国人の方に広めつつ、何より県内消費量が増す事が少しでも出来ればと思い活動しております。
このようなセミナーには積極的に参加しつつ、個人的に理解を深めアウトプット出来ればと思います。
左側
不動 彗星 無濾過 純米吟醸生原酒
北海道産『彗星』60%精米の純米吟醸無濾過生原酒。701酵母に由来する上立ち香と酸味はまるで柑橘系の果実を思わせます。きりっとした酸味とコクが広がり、喉越しが良く食中酒としてもオススメです。不動の新たな挑戦をお楽しみ下さい。
原料米:北海道産彗星100%使用
精米歩合:60%
アルコール度数17度
日本酒度:+7 酸度:2.5
右側
不動 ふさこがね磨き80 純米生原酒 28BY
千葉県産「ふさこがね」80%精白の純米生原酒。低精白特有の雑味を抑えるため、これまでにない大胆な造りと極低温のもろみ管理で、原種ながら15度で仕上げました。独特の香り、ふくよかな味わいが口の中に広がり、存在感のある酸味が後味を引き締めます。
原料米:千葉県産ふさこがね 100%使用
精米歩合:80%
アルコール度数15度
日本酒度:-14 酸度:2.7
先日、発酵の里 こうざき酒蔵まつりへ行ってきました。
JR下総神崎駅から徒歩でもいけますが、シャトルバスが出ており便利。
神前には鍋店神前酒造蔵と、寺田家本家の2つの蔵があります。その中で、鍋店神前酒造蔵は仁勇蔵祭りとして今年で第19回の開催となり、今年も大いに盛り上がっていました。
イベント会場では、たくさんの売店が出店しており、お酒と食事を楽しむことができます。場内以外では歩行者天国になり野菜やお菓子などいろいろ購入できるので家族連れも多く見受けられました。
蒸し牡蠣がやら、つきたてのお餅などなど、
酒の肴は充分あり、イベントを堪能できます。上記のメニューは鍋店の酒粕を使用したもの。特におしるこは酒粕との相性はバッチリで濃厚な味わい。
また、1時間以上並ぶ人気の試飲会がありますが、今回は14種類のお酒が楽しめました。
多くの賞を受賞した鍋店のお酒。なかなかお酒の試飲ができない中、いろいろと堪能できるので、とても嬉しい企画。
ここで「美味しい」と分かれば購入に至ります。そのため結構な商品が「売り切れ」になっておりました。
その他、酒蔵見学もできます。
写真は酒造米と飯米の試食。口に含むとほんのりと甘みが膨らみます。
その後、寺田本家へ。こちらはチケット制です。こちらのお猪口もいただけます。可愛いサイズ。
チケットは5枚綴り。1枚のものと2枚での交換のものがあり楽しめます。
こちらも場内、盛り上がっていました。鍋店のイベント会場と雰囲気が全く異なるのがとても興味深いです。それだけ、お酒の嗜好が人によって違う。
警察のマスコット犬も出動し、多くの人が訪れるこのイベント。
こんなに日本酒好きがいるんだ!と改めて思いながら、年に1度下総神崎駅には多くの人が下車する大イベント。これからも続いて行って欲しいです。
本日、仕込み中の和蔵酒造へ行ってきました。千葉駅からだと、内房線に乗って上総湊駅に下車します。東京駅からは高速バスがあり、上総湊駅付近にバス停があるのでそちらで下車。タクシーで蔵元まで6分ほどです。
さて、写真は山田錦の玄米です。
これが精米されこのような白くて可愛らしい形に削られます。
精米度合い40%。お米一粒が60%が削られていることになります。
精米をされたお米は機械で洗米されたり、大吟醸用になると社員みんなで手洗いするんだとか。私は、毎朝の米研ぎで、水の冷たさに気合いが入るのですが、2合、3合の米の量ではないですからね。頭が下がります。
洗米されたお米は水を吸わせ、次は甑で蒸されるのですが、麹を作るための麹米、直接もろみに仕込まれる掛米と吸水の量は変わります。
水分計で測定し、限定吸水する時間を測定するのですが、こちらをきちんと行わないと後の工程で調整が必要になるため、とても大事な作業に。
ここまででも充分に日本酒造って繊細なんだなぁと思わせます。
そして、蒸されたお米はこちらの麹室に。温度調整され、夏のような温かい部屋は麹菌のため。湿度も高いです。
床で種麹を植付け箱に移され、次の工程を待つ米麹は、まるで赤ちゃんのよう。布をかけられとても大事にされるんです。
そして、こちらが酒母。写真は暖気と言ってこの中を温め酵母を活性させます。
酒母は12日間経つと、タンクへと移されます。
こちらがそのタンク。
ここで、酒母、蒸米、麹、水が段階に分かれ加えられていくのですが、"三段仕込み"という言葉、聞いたことないですか?醪を造る上で大事な作業になります。
そして、こちらは吟醸、大吟醸の入ったタンク。杜氏が管理しています。
以前、東薫の及川杜氏に案内された時、東薫では「ここは特別な人以外は入らない」と言っていました。鑑評会にも出す大事なお酒。どこの蔵も大事に扱われています。
そんな大吟醸を試飲させていただきました。
飲んだ味わいは発酵がまだ続いているのでシュワっとした感じが少し残っていました。
そして、出来上がった醪は絞られていきますが、それがこちらの機械です。
前回、佐倉市の旭鶴で体験した吊るしは、時間と労力がかかるのですが、写真は薮田式。一度にたくさんのお酒を搾ることが可能に。
そして、お酒が出来上がっていくわけですが、一通りの見学が終わり、社員さんに「結構、ゆっくり見学されましたね」と言われるほどじっくり時間をかけていただいてしまいました。
今年の新酒として発売されているお酒は右から
・聖泉 春の予感 純米生貯蔵
・聖泉 吟醸生原酒
・特別純米 竹岡
・聖泉 無濾過純米生原酒
と、軽快辛口 聖泉 純米酒
聖泉 春の予感 純米生貯蔵は道の駅などで販売されているそうです。
出しゃばらない、包容力のある食中酒を目指す和蔵酒造は『日本酒を日常的なお酒にしたい』と社長。また、日本酒は日本の文化。日本酒の心を伝えたいと語られ、日々、基本に忠実で手間を惜しまない作業を続け酒造りに余念がありません。
甑倒しは三月下旬。それまでまだまだ忙しい日が続くそうです。
以前の記事
里山と海に囲まれた蔵元 〜和蔵酒造〜
佐倉市にある日本酒の蔵元、“旭鶴”さん。
いつもお世話になっており、千葉県の酒造好適米である『総の米』を田植え、稲刈り体験を一緒に実施させていただいていますが、「そのお米で造ったお酒の仕込みがあるから、ちょっと来て欲しい」と言われ行ってきました。
その体験は佐倉市のふるさと納税の企画でありました。
納税者は日本酒の搾り体験ができるというものですが、作業は吊る搾りを行うというもの。数名の方が参加しておりました。
まずは、日本酒造りの工程を説明。参加者の皆さん、興味津々です。
そして、準備されたもろみを搾ります。袋にもろみを入れて吊るしていきます。
ここの部屋に入ると、日本酒のいい香りがしてきます。
通常、この方法は鑑評会に出品するときに用いられたりするそうです。
数名でこの作業を分担。もろみを組む人、袋を持っている人、袋を吊るす人。
単純作業のように見えますが、軽くない。重労働です。
吊るし終わった袋から、お酒が滴り落ちてきます。
それを直詰していきます。
出来上がりがこちらです。早速、試飲。まさしく搾りたて。さっぱりとした味わい。これが、あの稲刈りをしたお米で造ったお酒とは!
そして、先ほどの濁りとは違い、透明のお酒に。同じお酒なのですが、味が違うんですよ。
味が落ち着いたと言いますか。
こちらにラベルを貼って完成になるのですが、この日本酒のアルコール度数を測ります。
度数は18%。この測定器にも皆さん、興味を持ち話に聞き入っておりました。
お土産に付く非売品の日本酒。特別感満載のふるさと納税の企画ですね。
次回はこの工程も「田植え、稲刈り」の企画に加えていけたらと思います。
千葉県内の約20の蔵元が集い、150酒類以上の蔵元自慢のお酒が味わえる、年に一度の大試飲会です。
季節のお酒「ひやおろし」の飲み比べ、お燗酒体験コーナーなどを設ける他、県内の味の名産店ブースでは、千葉の味とのコラボも楽しめます。日本酒が大好きな外国人の方も、大歓迎です!
★ミス日本酒 千葉県代表も来場致します。
・主催:千葉県酒造組合
・対象者:20歳以上の方(未成年者は保護者同伴でも入場できません)
・入場料:2,500円 ※eプラスにて入場券を購入願います。
★千葉の酒と名産品購入チケット1,000円分を提供
★ミニグラス プレゼント
★アンケート回答者に300mlのお酒1本プレゼント
・定員:700名
・申込:チケットサイトeプラスよりお申込みください。(組合ホームページからアクセス可)
◆同時開催「全国きき酒選手権大会千葉県代表選考会」
午後4時~5時 定員50名 詳細は組合ホームページでご確認ください
日時 |
10月7日(金) 17:30~20:30(受付開始17:00・最終受付20:00) |
会場 |
東京ベイ幕張ホール(アパホテル&リゾート)/千葉市美浜区ひび野2-3 |
料金 |
2,500円 ※事前にチケット販売サイトeプラスより入場券をご購入ください |
交通 |
JR京葉線 海浜幕張駅より海側に徒歩5分 |
9月10日に開催された総の舞の稲刈り体験。こちらは千葉県の酒造好適米。日本酒の原料になるお米になります。佐倉市にある蔵元「旭鶴」で使用される酒造米に携わり、2015年の稲刈りからイベントとして立ち上げ、日本酒にいろんな角度から携わり興味を持ってもらおうと始めた企画です。
第2回目は田植えに。前回の田植え風景はこちらです。
参加者には、もちろん「田植えなんて初めて!」な方々ばかりです。
その時の稲が、このように成長しました。感慨深い。
そして、稲刈り開始です。今回、初参加の方も多く、まずは鳥海農園の鳥海さんにレクチャーしていただきました。
農家さんは通常、機械で作業されるため、イベントでもこうやって田植えや稲刈りができるのは貴重な体験なんです。
みなさん、最初は試行錯誤。しかし、昨年より足元はぬかるんでいなくだいぶ作業は楽になりました。
何よりも、日差しが強く9月ですが残暑が厳しい1日に。みなさん汗だくで作業。
黙々と作業をしながら、稲刈りは進んでいきます。
こちらは、旭鶴の社長。もちろん社長も農作業に参加。黙々と作業をされておりました。
無事に稲刈りも終わりました。それにしても暑かった!みなさん、稲刈り作業、お疲れ様でした!!
そして、その後は旭鶴へ。
仕込み前の蔵見学です。
この蔵の杜氏でもある奥様。麹の作業風景を見せていただきました。なかなか見ることはできません。これから、蔵は忙しい時期を迎えます。
息子さんも蔵の手伝いをし、家族で切り盛りをしているのですが、とてもアットホームら蔵です。ご夫婦は夫婦漫才のように掛け合い、それもまた楽しみの一つでもあります。
そして、その後は待ちに待った懇親会です。開催場所は佐倉市にあるおもてなしラボさん。ゲストハウスです。
お料理は今回も岩本恵美子さんにお願いしました。岩本さんの料理は、正直、本当に素晴らしいです。センスの良さに毎回、参加される方から出る声と、「おいしい」というお言葉。何より、主催者側が盛り上がるという状況です。
さて、まずは乾杯。
この時期に出る秋あがりに、先ほどの鳥海さんの田んぼのお米を使用したので、鳥海米と名付けられた一本。
そして、ロコビアさんのビール。こちらも佐倉市にあるのですが、女性が切り盛りする醸造所です。
今回、リクエストで酒の麹を使った料理をとお願いしました。快く引き受けてくださり、旭鶴の麹が提供されました。
甘酒で作ったコーンスープなど、どれも大満足な内容です。麹は栄養価も高いそうですが、料理に使うとなると、なかなかうまくできないのですが、さすがプロです。
どれも、大満足で、かなりお腹いっぱいに。
次回は来年の田植えです。たくさんの参加者の募集をお待ちしております。もちろん、「お腹いっぱい、動けない」方も、「酔ってしまった、いますぐ寝たい」方も、「遠くから来たので明日帰ります」な人も、ゲストハウスのおもてなしラボで宿泊もできるので、気にせずいらっしゃってください!
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8月15日より開始されたお酒はこちら!
2016年 県産酒プロジェクト Actiba type2 木戸泉 純米無濾過火入れ
瑞々しい中にも熟れたバナナ、洋ナシ等の果実香に、 甘酒を思わせるようなマイルドな乳酸香が柔らかくもふくよかな印象を与えてくれます。 香りの奥にナッツ等の複雑香も感じます。
口当たりはとろりとして引き締まった旨味がジワジワと広がっていきます。 深みとキレが交錯し、温度が上がるにつれて味わいのボリュームが上がります。 後から芳ばしい韻香に心地の良い苦味が味わいを引き締めてくれる骨太でありながらも繊細な味わいが楽しめる日本酒です。
―お薦めの温度帯― 冷・燗・燗冷まし等
―マリアージュイメージ― 藁の香ばしい香りを感じるカツオのたたき、鍋料理、季節の食材。 串焼きは塩よりもタレ。 魚もお肉も赤身系がお薦めですが豚肉も! バター・クリーム等と相性も良く、 和食はもちろん、洋食とも合わせやすい受け幅のある日本酒です。