先日、台湾で開催されたSakelism 日本酒主義(2015日本全国 酒・食の祭り)という、日本酒のイベントにお手伝いで行ってきました。
千葉県からは佐倉市の旭鶴に香取市の東薫酒造が参加。
2014年には森田県知事が台湾へ行き日本酒をPRしています(その時の記事→県産日本酒を台湾に売り込め 3酒造が現地で新聞記者らにPR)が、この時のお店のオーナーである欧子豪さんがこのイベントの主催者。
イベントは松山文創園区で開催され9月25日、26日、27日の3日間。日本各地から集まった蔵元が台湾のマーケットを求め営業活動をしておりました。
最初の1日目は商談会。台湾のレストランなどの飲食店経営者や流通を担う業者など多数訪れました。
写真は1日目のオープン間際です。オープンスグからどんどんと人が会場へ。
他県の蔵元たちに話を聞くと、皆さん世界に流通をどんどん広めておりました。すごい!
そんな中、台湾での日本酒は?というと、ニーズはかなりあると感じているようです。
実際、自分が出張で訪れると、数年前より、「ワイン」が浸透してきているなぁと思っておりましたが、日本酒もワインのように楽しむ方が多いのか。このイベントで試飲用に配られたのはワイングラスでした。
テイスティング、「お猪口でグッと」飲んでしまっております。私なんかは…。
ワイングラスに注がれた日本酒の芳醇な香りをまずは楽しみ、少しずつ口に含む。それを見ていて、「日本酒はおじさんの飲み物だと日本人が言っていた」と、以前、台湾の友人に言われましたが、実際、日本酒への認識はそういう人が多いのも確か。しかし、台湾では違っていました。残り2日間の一般公開では若い人ばかり。日本酒がなんだかと~~ってもお洒落な飲み物に見えました。
また、イベントは参加料を支払って来場できるのですが、お金を払ってまで来る人は、やはりとても詳しい。「あ~、メロンのようにフルーティだ」とか、コメントもなんだか本格的。
そして、千葉県の日本酒がどうだったか?というと、すごく好評でした。本当に。
手伝っているからと身内よりなコメントではなく。本当に好評。私もビックリするぐらい。
ますます千葉県の日本酒が話題になるよう販路拡大に向け、今回がきっかけで参加された2蔵さんがその先駆者になればいいなぁと思うのでありました。
そんな思いと裏腹に、帰国の際は台風直撃。飛行機がキャンセルになるというアクシデントもありましたが、実りある台湾で本当に良かったです!
千葉県の日本酒、加油!