佐倉市のふるさと納税で体験!
佐倉市にある日本酒の蔵元、“旭鶴”さん。
いつもお世話になっており、千葉県の酒造好適米である『総の米』を田植え、稲刈り体験を一緒に実施させていただいていますが、「そのお米で造ったお酒の仕込みがあるから、ちょっと来て欲しい」と言われ行ってきました。
その体験は佐倉市のふるさと納税の企画でありました。
納税者は日本酒の搾り体験ができるというものですが、作業は吊る搾りを行うというもの。数名の方が参加しておりました。
まずは、日本酒造りの工程を説明。参加者の皆さん、興味津々です。
そして、準備されたもろみを搾ります。袋にもろみを入れて吊るしていきます。
ここの部屋に入ると、日本酒のいい香りがしてきます。
通常、この方法は鑑評会に出品するときに用いられたりするそうです。
数名でこの作業を分担。もろみを組む人、袋を持っている人、袋を吊るす人。
単純作業のように見えますが、軽くない。重労働です。
吊るし終わった袋から、お酒が滴り落ちてきます。
それを直詰していきます。
出来上がりがこちらです。早速、試飲。まさしく搾りたて。さっぱりとした味わい。これが、あの稲刈りをしたお米で造ったお酒とは!
そして、先ほどの濁りとは違い、透明のお酒に。同じお酒なのですが、味が違うんですよ。
味が落ち着いたと言いますか。
こちらにラベルを貼って完成になるのですが、この日本酒のアルコール度数を測ります。
度数は18%。この測定器にも皆さん、興味を持ち話に聞き入っておりました。
お土産に付く非売品の日本酒。特別感満載のふるさと納税の企画ですね。
次回はこの工程も「田植え、稲刈り」の企画に加えていけたらと思います。