千葉県酒造好適米「総の舞」の田植え体験
千葉市にある鳥海農園の田んぼです。佐倉市にある日本酒の蔵元、旭鶴のお米もこちらで作られています。そして、こちらの男性が旭鶴の社長の田中さんです。
天気も良く最高の田植え日和!!本日はこちらで千葉県の酒造好適米「総の舞」を機械ではなく、手で田植え体験しにきました。
こちらが日本酒用に改良されたお米の苗。なんだか今年は暖かく生育が早いとか。
まずは鳥海さんが植え方をレクチャー。さてさて、教えていただいたけれどそう簡単にできるのか?
みなさん、思い思いに田んぼの中へ。「瓶やらゴミを田んぼに投げすてる人がいるから」と裸足で入りたいところですが危ないので靴下やら長靴を履いて入りました。
ちびっ子達も田植えに参加。田んぼを見に来た農家さんが「昔は家族みんなで田植えしたもんだけれど、今は機械でやるからこの光景はなかなか見られない」と言っておりました。
私なんか滅多にできない体験だけれど、農家さんにとっては毎年の事。家族総出でやっていた頃は大変なことだったんだろうなぁ。
最初は「うわぁ」とか「足が〜〜〜」と言っていた参加者ですが、その後、誰も言葉を発することなく黙々と作業。
一反をみんなでやろう!とはじめましたが、このような感じに。だんだんとゴールが見えてきました!!
子供達も大興奮!たくさん泥だらけになって楽しみました。ところで、最近は泥だらけになって遊ぶことなんてあるのかな。泥だらけの子供を見かけなくなりました。
昔はいっぱいいたんだね。で、「またこんなに泥だらけにして!」と怒られるんですが。でも、子供達は今も昔も変わらず、とっても楽しそうです。食育って立場に立ってもいい経験。
昨年の稲刈りから始め、今年は田植えから。今度は9月にこの田んぼに集まることに。
この稲たちが元気に育ち、秋には稲穂をつけた田んぼを見ることになります。
田植え体験が終わり、その後は佐倉市にある旭鶴へ移動しました。社長が案内してくれながら参加者で蔵見学です。
毎年、20種以上のお酒を造るそうです。「毎年、その種類が増えていきますね」と田中さん。手に持っているのは千葉県産の山田錦で造った日本酒です。
見学後、試飲会になりました。一番左奥は佐倉市で採れた梅を使った梅酒。今年から出荷し始めたそうです。
どれどれと、新商品の梅酒を試飲。「あっ、美味しい!」が、私のコメントですが、みなさんも梅酒を結構気に入っていました。「甘ったるくない、食事に合わせられる、寝酒にもいい」がみなさんのコメント。
ちなみに、この上の3本は今月台湾へ行きます。
田植えもして、お酒も飲んで・・・。充実した1日でした。
「農家さんがお米を作ってくれているおかげで、私たちは酒造りができるんです」と旭鶴の女性杜氏の素子さん。日本には美味しいお米がたくさん。米作りがなくなることはないだろうけれど、減っていくことは想像できます。
「みんながお米を食べてくれればいいよね」
うん、ホントその通りです。
次回は先ほども書きましたが、9月にこの田んぼの稲刈りを行う予定になっています。台風やら天候やら生育の関係で日程は確定できませんが、近くなりましたらまた募集をかけますので、みなさんの参加をお待ちしております。ちなみに一人参加の人も多いです。