海外旅行の多様化
インバウンド協議会たるものに参加し、千葉県での海外受入の動向などの話を耳にする機会が多いのですが、「旅」は本当に多様化していますよね。
ガイドブックを片手に…。より、スマホやタブレットを持って行動する人のほうが多く見受けられます。(しかし、wifi環境が日本はイマイチ。環境整備が整う頃にはsimフリーが活躍していくのか)
海外へ行って思うのが空港での環境。
写真はチャンギ国際空港。そして椅子の脇にあったコンセントの写真。右はシンガポールで使用できるコンセントの差し口。「携帯を受電したい!」と思っても変換プラグがないと出来ない。電圧も気になる。しかし、左の差込口があればスマホの充電が可能になる。便利!活用させていただきました。
こんな具合に「コンセントがあればいいだろう」というとそうでもなく、差込口が国によって違うので、いかに共有できるものを用意できるかに注目したいですよね。特に乗り換えで「数時間滞在」だけなのであれば、スマホ利用は時間つぶしになる事が多い。コンセントにwifiがあればそれが叶うわけです。
また、ず~っと昔、海外旅行と言えば旅行会社から航空券ほかが送られてきました。いろんなものと一緒に。
それが、自分で予約と購入がネットできるようになり、チケットを自宅で印刷。
今ではスマホに航空券にホテルの予約など一式保管されてそれをみせればOK。しかし情報一切がそこにあるため充電がなくなると私の場合致命的なんです。
そして、欧米の方などその傾向が高いと聞いたのですが、「現地でホテルを見つける」。なので、Booking.comなんていう予約サイトが便利になる。今いる場所の近くでその日の宿を探せるわけですから、スケジュールに縛られない旅行ができるわけです。私も、外国にいる間に、他の国のチケットをネットで購入し簡単し数日後には出国。たまにセールもやっていたりして、お手頃価格でいけてしまうタイミングにであうのも魅力的。
おかげでパスポートを持って行く海外が、今ではとっても身近になりました。また、民泊の紹介サイトも話題にでておりますが、宿泊先がホテルだけではなくなったわけです。
個人旅行が多い国、まだ団体旅行が多い国。ゆったり旅をしたい国。たくさんスケジュールが詰め込まれているのが好きな国。いろいろニーズが違うもまた面白いのですが、多様化をこちらも受け止めてマッチできるものが提供していけたらと思います。