勝浦にある東灘から、今期の酒造り風景が届きました。
まず、こちらの写真は、酒造りに必要な原料である、厳選されたお米を「精米」し、そして「洗米」されたものを蒸気を使って蒸し上げる「蒸米」という作業風景です。
蒸すことで、お米のでんぷんを分解されやすいようにし、また殺菌効果もあります。
蒸し上がったお米。場内においが立ち込めます。
蒸米は運び込まれ、揉み床にのせられていきます。そして適温までに冷やし、乾燥させていきます。
蒸米はここで麹菌を植えつけられ「麹」を作ります。
この「麹」は、でんぷんを糖分に変える役目があります。美味しいお酒造りを左右されるため、蔵人は休みなく作業します。
そして出来上がった「麹」に蒸米、水に酵母を混ぜ、順調にアルコールを発酵させるために必要な「酒母」へ。中にある暖気樽は熱湯を入れ酒母の温度を上げたり、氷水を入れて下げたりするのに使用します。
なんだかとっても奥深い酒造り。今回ご紹介した日本酒造りの工程の一部です。
日本酒が出来るまで、蔵人の酒造りに対する思いとは昼夜問わずに続く伝統的な作業は、毎年出来上がる酒に込められているんですよね。
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