米麹を炊飯器で甘酒作り。失敗しました…
先日、酒の絞り体験で伺った、千葉県は佐倉市にある日本酒の蔵元、旭鶴さんで購入した米麹。
私、甘酒が好きなんです。
カラダにもいいですら、常備しておくのもオススメ。
しかし、子供の頃は苦手だった甘酒。独特な甘みが『エグい』と思っていましたが、大人になると食の好みは変わるものです。
さて、甘酒には酒粕で作るものと、このように米麹で作るものと分かれ、前者はアルコール分を含み、後者はノンアルコール。なので、朝や仕事中でも気軽に飲める。甘みもあるので、満足感もあります。
いつの間にか、この味が好きになったのですが、どぶろくなど甘み満載なお酒が好きです。好き以上ですね、大好きです。
そんな甘酒は自宅の炊飯器など保温できるもので気軽に『米麹+水=甘酒』にできます。明日の朝、甘酒を早速いただこうと、寝る前にセット。
しかし、就寝前に、必要のない電源を外す癖があり、炊飯器も見事に抜いてしまってました…。
朝、炊飯器を楽しみに開けてみると、お水の中にお米が沈んでいるのを見た時のショックはかなりのものでした。
再度、温度調節をしてみましたが、やはり、甘酒独自の甘みが足りない。
温度調節、とっても大事なんですよね。
酒蔵に行った時も、発酵を促すために、大きなタンクを冷やしたり、温めたりしています。大変だなぁと、毎回、蔵見学で知っていたのに。
甘酒にも発酵を促すのに丁度いい温度があるんです。60度。しかし、一晩、温めた水は麹菌が元気に動き出す前に下がり水に。
応急処置を試みで、若干の甘さは出て来ましたが、本来の味には程遠く…。
麹菌はお米を溶かされる前に冷めた水の中で元気をなくし、お米は粒つぶ感が残っています。
失敗した甘酒を飲みながら、一人反省会。
料理の失敗は気落ちしますが、それ以上に甘酒を楽しみにしていた者として、余計にダメージが大きかったです。